2 日分だけ残った 18 きっぷの消化試合を兼ねて、何処かで見たような企画「美浜ちよの旅」を決行。コース自体はあまり面白味もありませんが、沿線のネタスポット (これまた何処の事か容易に想像つきそうですが) 訪問も兼ねて。最近、こういった強引な理由付けでも無いと旅行に出掛けるモチベーションも下がりそうで困ったものです。
なお、金も無いので「美浜→千代」の片道切符は作っておりません、あしからず。
往きのアプローチ途中、敦賀駅前にて。バスの行先に注目。「山」ですよ一般名詞ですよ。なんだか「デイリーポータル Z」のノリですな。
電化されてから乗るのはお初の小浜線で敦賀から 4 駅、旅の趣旨からすれば出発地点となる美浜に到着。随分と長いアプローチだ。
美浜と言えば、先日の 2 次冷却水配管破損事故の記憶も新しい関西電力美浜原子力発電所。折り返しの時間で海岸まで出てみるも、原発は霞んでよく見えずじまい。旅程に余裕があれば、クルマを手配して PR 館あたり覗いて来てもよかったんですが (また誰かさんと同じようなことを……)。
朝から乗り継いできた経路を折り返し、本日は豊橋駅前で投宿。今回、うっかり Bluetooth カードも PHS もモジュラーコードすらも持って来るのを忘れてしまい (そのくせツイストペアケーブルは何故かあるという)、F900iT 以外の通信手段が無かったのですが、ホテルの無線 LAN (客室向けサービスです、念の為) のお陰でようやく PC が IP reachable に。もっとも、旅行に来てまでやってることが WinXP への SP2 適用というのもなんだかなぁ。
本日は豊橋で予め食糧調達のうえ、天竜峡行で一路千代駅を目指します。移動だけで午前中いっぱい掛かるのはアレですが、結局のところこれが一番効率の良い乗り方。
ちなみに今回の旅のお供は「もっと秘境駅へ行こう!」(牛山隆信, 小学館文庫, 2003) です。為栗や中井侍、金野など、飯田線は秘境駅の宝庫。本書では、千代も秘境駅のひとつに採り上げられております。
終点を目前にして千代で途中下車する物好きは、案の定俺一人でしたとさ。
そんな訳で、はるばるやってまいりました、千代駅。思わず若本ボイスを真似て「ちーよー」と呼んでしまいますな (←アホです)。
ホームの端に繋がる歩道の先に民家が 1 軒、ホーム横腹に突っ込んで行き止まりとなる山道が 1 本、川砂利採取の名残らしい側線が 1 本、以上! という見事な秘境駅。飯田線のちょうど中央部、列車本数も少ないところだし、よほどの「あずまんが大王」ファンでもない限り、わざわざ来ることは無いわな。
時折、何処からともなくエンジン音が響いてくる。幹線道路が近くを通っている訳でも無いのに何事かと思ったら、天竜ライン下りの船が天竜峡へと動力回送するところでした。
30 分強の待ちの後、上り電車で千代にさよなら (ぉ、中部天竜で途中下車。「鉄」としては、ここまで来たからには佐久間レールパークに寄らない訳にはいかんでしょう。
規模のほうは推して知るべしですが、現役時代を見ることのなかった ED62 や、珍車「クヤ 165」を見られたので良しとしよう。再び訪れたいと思うかどうかは別ですが。
中部天竜駅から徒歩 5 分程、天竜川を渡ったところの「電源開発 佐久間周波数変換所」。ますますもって行動が誰かさんのようです。
そういや、先の美浜原発事故を受けて関西電力が原発の総点検を実施することが考えられ、場合によっては電力供給不足が生ずる恐れもあり得ます。その時には、電力融通のためにこの施設が活躍するかも知れません……と、無理矢理「美浜ちよの旅」に関連付けておきませう。
帰りの電車まで時間があったので、佐久間電力所 (電源開発では「発電所」ではなく「電力所」と呼ぶっぽい) を眺めがてら隣の佐久間駅まで歩き、豊橋行で帰路に。またしても延々と普通列車を乗り継いで、日付の変わる前には帰宅できたけど、あーもー俺もトシだねぇとつくづく実感。
ええっと、本日はほなみんの誕生日でしたっけ? とボケてみる。ちなみに世間では「WTC が消えた日」と呼ばれます。
このところの毎週末ネタトリップもひとまずラスト、夏休み明けの超割/バーゲンフェア期間を活用してまたまた九州へ。
去る 4 月に訪れたものの、悪天候のために見学を断念した内之浦宇宙空間観測所のリトライを画策していたのですが、調べてみると鹿児島にも案外パラボラスポットが多いのに気付き、この機に一泊二日で集中攻略することに。
鹿児島空港で調達したレンタカーは、これまたお馴染み、Vitz。我が相方「まるぴん」も 8 号まで達しました。
初日は空港に近いところから、先ずは姶良町の「国土地理院 姶良 VLBI 観測局」。通常は無人の施設で、誰にも咎められることなく 10.26m 鏡の間近まで接近できます。
すぐ隣に姶良町立天文台「スターランド AIRA」が在り、こちらにも惹かれるのですが、あいにくと土曜の開館は 13:00 とあっては当方のスケジュールに合いません、泣く泣くパス。
姶良から 1 時間程の山道ドライブの後に辿り着いた、鹿児島大学入来牧場の一角にある「国立天文台 VERA 入来観測局」の 20m 鏡。おぉ、6 月に水沢で見たのと全く同じ形だぁ (当たり前)。
展示パネル 3 枚と「ご自由にお持ち下さい」なパンフレットくらいしかありませんが、いちおう一般公開された施設なので遠慮無く間近に寄ることができます。もっとも、私が訪れた時は数名の作業員の他に誰も居ませんでしたが。
山を降り、鹿児島市内を突っ切って錦江湾公園へ。直径 6m と小振りながら、鹿児島大学の VLBI 用電波望遠鏡があります。
ちなみに、公園内には H-II ロケットの実物大模型がそびえ立っています。考えてみると、パラボラ施設が妙に多いのも県内に宇宙基地を 2 つも擁する鹿児島ならでは、と言えなくも無いかも。もっとも、電波望遠鏡はともかく通信施設となると CSICE 阿久根受信管制局のような胡散臭いものもありますが。
フェリーで桜島へ渡り、錦江湾と旧国鉄大隅線の廃線跡を眺めつつ小一時間程のドライブの後、本日は鹿屋にて投宿。
1992 年の今日、毛利衛宇宙飛行士がスペースシャトル「エンデバー」で宇宙へと飛び立ったのを記念して、毎年 9 月 12 日は「宇宙の日」とされています。宇宙基地訪問にふさわしい日といえましょう。もっとも、訪問場所が旧 NASDA の種子島でなく旧 ISAS の内之浦というのがへそ曲がりですが。当然、内之浦では本日特別なイベントが催される訳はありません。内之浦にとって記念すべき日付は 2 月 11 日 (1970 年、日本初の人工衛星「おおすみ」打ち上げに成功した日) です。
内之浦を目指す前に、鹿屋へ来たからには海自の「鹿屋航空基地史料館」を訪れたいところ。宿から近かったこともあり、本日一番乗りの見学者でした。
船の科学館で露天展示されていた川西二式飛行艇と再会。展示パネルが船の科学館で使われていたものの使い回しなのは残念ですが。
なお、二式大艇が鹿屋で保存される事になったのは決して伊達や酔狂ではなく、それなりに鹿屋と縁のある飛行機だから、というのもあるようです。その辺は、是非とも史料館を訪れて御確認を。
鹿屋は晴れてたけど、国見連山の方はかなり怪しい雲行き。台風 20 号の影響で、太平洋上から大隅半島へと雲が押し寄せてきているので、山の向こうの天気が凄く不安。事実、途中の高山で突如激しいスコールに見舞われました。
13 時前、内之浦宇宙空間観測所 (USC) に到着。雨こそ降ってませんが、美濃峠付近は案の定雲に覆われてしまってます。見下ろす海はとても青いのですが。
ゲートで手続きの後、入構許可証をダッシュボード上に載せて車ごと所内へ。山を削って造られただけに所内は起伏が激しく、また各施設類も分散しているので、間違っても歩いて見て回ろうなどとは思わない方がよろしい。
先ず「おおすみ記念碑」に参拝した後、所内最高地に位置する 20m 鏡へ。例によって「パラボラとまるぴん 8 号」のツーショット撮影です。
海から押し寄せる低い雲の所為で、テレメータ台地はすっかり雲の中。所内最大の 34m 鏡も、間近にいるのに霞んで見えず。粘りに粘って、ようやく雲の切れた瞬間に収めたのがコレ。
M-V ロケット射場「M 台地」にて。ランチャーや組立棟までは接近できなかったものの、それでも組立棟から 50m 程しか離れていないところまで自由見学可能。TNSC とはえらい違いです。
ところで、俺の見て回る先々で警備会社の車と妙によく遭遇してます。もしかして俺、マークされてる?
台風 18 号のプチ爪痕か、「宇宙にいちばん近いバス停」は無惨に首がもげてしまってましたとさ。
見学終了の 16 時半ギリギリまで粘り、後ろ髪引かれつつ帰路に。途中休憩無しで突っ走れば、内之浦から鹿児島空港まで国見トンネル経由で 2 時間程。その気になれば東京から USC 日帰りも不可能ではありませんが、流石にそんな忙しない旅はしたくありません。「宇宙へのパスポート 2」をお供に、まったりのんびりと行ってみることをお勧めします。
買い物に出掛けたついでに、丸の内オアゾを覗いてみる。まぁ私のお目当ては丸善と JAXAi くらいですけど。
丸善は、私が利用するとすれば 3F なんでしょうが、フロアの見通しが悪くなんだか使い辛そう。JAXAi に立ち寄るついででもない限り、わざわざ行くことは無いと思いますです、ハイ。
JAXAi もすっかりこぢんまりとしちゃってまー。浜松町よりも手狭になって、単なるショールームに成り下がりやがってます。確かにショールームとしては地の利の良い場所だし、結構賑わってましたが、ライブラリが縮小されたのはつまらんなぁ。
スペース内では、国内外のロケットの映像が流されていますが、H-IIA 6 号機の SRB-A 分離失敗のヤツまで流しているのはバカ正直というか何というか。
海底線揚陸局の他にも、やたらと見覚えのある施設が。もともと海底線施設を目当てにしていたところに急遽衛星施設を追加したっぽいですが。ターゲット中に CSICE 北浦局が含まれていたあたりからして、ウチとこを参考にされた可能性が高いと思われ。
当方は今のところ海底線施設は訪問した事ないですが、今後はターゲットに加えられる可能性は高いかと。8 月に房総を巡ったときも、時間があれば (あと天候がよければ) KDDI 千倉に寄ってみたいとは思ってたことだし。
通信施設探訪というだけで十分特殊な趣味なもので、たまにネットで御同輩を見かけると勝手に親近感を覚えたりします。それはそうと、俺も早よ溜まってる記事を仕上げないと。通信施設ネタもまだまだ溜め込んでることだし。
次に公開するとしたら「KDDI 八俣送信所/NTT 名崎無線送信所」だな。GW に行ったところだから、4 ヶ月以上も寝かせたままやぞ、自慢にならんけど。
本日発売は、聞くところによると 24 タイトルとか。俺的にも久々の激戦区……だったはずですが、一部が発売延期になってちと拍子抜け。まぁいい、ロードバランシングってヤツだ。
店頭購入は以上 3 本。あと、予約入れ忘れて通販サイトに発注したのが 2 本、明日以降到着予定。
通販利用のブツは、いつものげっちゅ屋より。
という訳で、国内最悪の海難事故から半世紀です。案の定、洞爺丸慰霊碑の記事は本日のページビュー最大となりました。ぱちぱちぱち。
と言ってもたかだかページビュー数 38 ですが、こんな場末の Web サイトで、しかも休日に (業務施設をネタにしたりしてる所為か、普段は平日の方がアクセスが多い)、単一ページにこれだけアクセスがあるのも珍しいお話。
検索語についても、洞爺丸絡みのものが圧倒的多数。しかし、それ以外のキーワードで最も多かったのが「新軽井沢き電区分所」ってーのは何事?
と言う訳で、予告どおり「KDDI 八俣送信所/NTT 名崎無線送信所」の訪問メモをアップしました。施設訪問から 5 ヶ月近くも間を置いた割に内容が薄いですが、さんざん言い訳しているとおり私は無線屋さんではありませんので。